日経平均株価予想(2018年5月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(生産者物価指数(前月比 / 前年比)、生産者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、卸売在庫(確報値))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標(国際収支(経常収支 / 経常収支(季調済) / 貿易収支))の予想が良い
  • 中国の経済指標(生産者物価指数、消費者物価指数)の予想が少し良い
  • アメリカのイラン核合意放棄で対イラン制裁再開の懸念から地政学的リスクが発生
  • 日本国内企業決算ラッシュ(4/26~5/15)
  • 為替のドル円が1ドル109円台
  • 円安気味
  • 原油価格(WTI)上昇

今日の日経平均株価は22408.88、前日比-99.81(-0.44%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50未満の小幅な下落から始まり、前場では下げ幅を上下しつつ下げ幅を縮める場面が見られ、後場では下げ幅を維持していたものの、中頃に急な下げにより一時-100以上の下げ幅を見せ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ市場が小幅株高で、円相場も方向感の無さから、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。

前場は、イラン制裁の地政学的リスクが発生した事から、日経平均株価が軟調で売りが多少進んだものの、急激な円安が好感され、下げ渋る展開となりました。

後場は、【7203】トヨタ自動車の市場予想を上回る企業決算が発表されたものの、他銘柄の下げが影響したようで、日経平均株価を押し上げる流れにならず、一時的に下落する場面が見られました。

イランの地政学的リスクが発生しているものの、円安進行が見られる事で、下げが限定的になっている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

5月9日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、前日の円高気味、騰落レシオによる過熱感があった事から、下落の予想が当たりました。

当たったとはいえ、本日株価における軟調な推移の主な要因はイラン制裁懸念絡みの地政学的リスクだと思います。

どうやら、アメリカがイラン核合意を放棄する事に関し、市場では放棄するのではないかとの見方となっている模様です。

なので、原油価格(WTI)の値動きが荒れており、価格が上昇しているようです。

これが日本市場にとって良い方向に傾けばよいのですが、どうなるでしょうかね?

まぁ、地政学的リスクはそれほど長くは続かないものでしょうから、心配してもしょうがないのかもしれません。

どうなるでしょうかね、アメリカのイラン核合意の放棄…。