日経平均株価予想(2018年5月17日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(住宅着工件数、住宅建築許可件数、鉱工業生産指数、設備稼働率)の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標(機械受注(前月比 / 前年比))の予想が少し悪いかもしれない
  • 中国の経済指標はなし
  • 北朝鮮がアメリカ・中国・韓国合同軍事演習を挑発行為とした事で韓国との会談が中止
  • 北朝鮮を巡る地政学的リスク
  • 為替のドル円が1ドル110円台
  • 円安

今日の日経平均株価は22717.23、前日比-100.79(-0.44%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50以上の下落から始まり、前場では下げ幅を維持しつつ上下し、後場では下げ幅を縮める場面が見られたものの、大引けに向けて下げ幅を拡げ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ市場が株安であったものの、1ドル110円台と円安気味であった事から、日経平均株価が大きく無い下落で始まりました。

前場は、アメリカの長期金利が上昇した事から、NYダウ平均などアメリカ市場が下落した事を受け、またドル円が1ドル110円台とさらなる円安に傾いた事から、日経平均株価が下げ幅を維持するかのような展開を見せました。

後場は、北朝鮮リスクやアメリカ長期金利上昇の懸念などからか、日経平均株価が下げ幅を多少拡げる場面がありました。

北朝鮮リスクやアメリカの長期金利上昇への懸念がある事から、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

5月16日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、日本国内の企業決算ラッシュが終わって方向感のない相場になった所に、アメリカ長期金利上昇の懸念も手伝ってか、下落の予想が当たりました。

決算ラッシュ後は、方向感を欠く相場になっているようですね。

まぁ、アメリカの長期金利上昇の影響もありますから、単純に方向感を欠いているかというとそうでもないと思われます。

アメリカ10年国債の利回りが3.09%と高水準になった事が嫌気されたようで、NYダウ平均などのアメリカ経済の主要3指標値が軒並み下落しています。

さらに、ここにきて北朝鮮と韓国の会談が中止となった事で、北朝鮮を巡る地政学的リスクが少し燻り始めています。

まぁ、このリスクへの市場に対する影響は限定的だそうですが…。

何はともあれ、アメリカの長期金利の動向に注目が集まっているようですから、金利及び関係する為替の動向には気を付けたいですね。