予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数、小売売上高(前月比 / (コア)前月比)、輸入物価指数(前月比 / 前年比)、企業在庫)の予想が少し良い
- 日本の経済指標はなし
- 中国の経済指標はなし
- アメリカによる対中国製品の輸入関税公表期限が迫っている事から貿易摩擦懸念が再燃
- アメリカFOMC政策金利で0.25%の利上げ決定して利上げペースの加速も示唆
- ECB(欧州中央銀行)政策金利
- 日銀政策金利
- 為替のドル円が1ドル109円台
- 円高
今日の日経平均株価は22738.61、前日比-227.77(-0.99%)でした。
株価は、前場寄り付きは-100以上の下落から始まり、前場では下げ渋りを見せて下げ幅を縮めたものの、後場では大引けに向けて下げ幅を再び拡げ、-200以上の大幅下落となり、上記の本日終値と前日比を迎えました。
本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株安、円高となった事から、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、前日発表されたアメリカFOMC政策金利発表で利上げが予想通り決定され、利上げペースの加速も示唆されたものの、円高進行が多少落ち着いた事から、日経平均株価が下げ幅を縮める展開が見られました。
後場は、今晩ECB政策金利発表、明日日銀政策金利発表とアメリカの対中国製品輸入関税公表期限を控え、日経平均株価が大引けに向けて下げ幅を拡げる展開となりました。
ECBや日銀の政策金利発表、そしてアメリカの対中国製品輸入関税公表期限に対する様子見ムードが強まる事が予想され、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
6月14日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、アメリカFOMC政策金利発表で利上げペース加速の示唆について予想できていなかった事から、上昇の予想が当たりませんでした。
アメリカの利上げに関して予想通り利上げ決定でしたが、利上げペースの加速が示唆された事により、利上げ予測の回数が増えた事で、アメリカ市場が下落したようです。
ただ、今回の利上げに関して織り込み済みであった事からか、日経平均株価前場の値動きから警戒するほどの影響を与えているようには見受けられません。
それよりも、ECB理事会やアメリカの対中国製品輸入関税公表期限の件に対する警戒感の方が意識されているように思われます。
ECB理事会については、資産買入れプログラムの打ち切りについて公表されるかどうかが焦点になっているようです。
そして、アメリカの輸入関税公表期限は中国との貿易摩擦リスクが意識されています。
これら2つのイベントが無難に通過すればよいのですが、そうでなかった場合は大きい影響になりそうな気がします。
尚、日銀金融政策決定会合は予想として「現状維持」であると思われ、それほど影響がないと考えらえます。
今週末のこれら重要イベント通過後、市場動向はどうなっているか、ちょっと怖いですね。
無事通過してくれると嬉しいのですが…。