日経平均株価予想(2018年6月22日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、住宅価格指数、景気先行指数)の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標(消費者物価指数、全産業活動指数)の予想が少し良い
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカ・中国間の貿易戦争懸念で警戒感
  • アメリカが鉄鋼・アルミ製品輸入制限で日本製品を含んだ42品目が適用除外したと発表
  • 為替のドル円が1ドル110円台
  • 円安気味
  • 週末要因

今日の日経平均株価は22693.04、前日比+137.61(+0.61%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50未満の小幅な下落から始まり、前場では中頃まで前日終値を挟んでの小動きでしたが、前引けに向けて上げ幅を拡げ、後場では大引け近くで一時+200以上の上げ幅を見せ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ小幅株安であったものの、円安気味であった事から、日経平均株価が小幅下落で始まりました。

前場は、売りが一巡し、中国株の小高い上昇が好感されたようで、日経平均株価が中頃から上げ幅を拡げる展開となりました。

後場は、アメリカ・中国間の貿易摩擦懸念の影響からか、上値が重かった場面がありましたが、アメリカの鉄鋼・アルミ製品輸入制限の適用除外に一部の日本製品が入っている事から、日経平均株価が上げ幅を拡げる場面が見られました。

アメリカ・中国間の貿易戦争懸念が依然としてあるものの、鉄鋼・アルミ輸入制限適用除外の発表で、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月21日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカの鉄鋼・アルミ製品の輸入制限の適用除外に一部の日本製品が含まれている事が予想外であった事から、上昇の予想が当たりました。

この輸入制限については失念しておりましたが、日本製品の一部が除外されるようですね。

これにより、貿易関連銘柄の持ち直しがあったようで良かったです。

適用除外の対象となる製品は、アメリカ国内では生産できない、もしくはし難い品目が対象になりうるようです。

まぁ、当然といえば当然なのですが、この輸入制限に加えてアメリカ・中国間の貿易戦争懸念によって、貿易関連が少なくない影響を受けた手前、適用除外となる品目が増えて行ってくれれば嬉しいですね。