8月11日±予想

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):+(目5)

以下の点で-になると予想します。

  • 本日の株価が突発的に大幅下落したため、来週月曜日は追証売りが発生しやすい
  • イラク情勢の地政学的リスクが継続・拡大する懸念がある
  • 日銀の金融政策決定会合で「現状維持」を発表した

今日の日経平均株価は、前日比で-453.99でした。

株価は、前場寄り付きから大幅下落によって-で始まり、その後はどんどん下げ幅を広げていき、上記の前日比を迎えました。

ロイターによると、オブションSQ算出、ウクライナやイラク情勢などの地政学的リスクの拡大により、株価が急落したようです。

特に急落を招いたのが、アメリカのオバマ大統領の「イラクにいる米国人を守るため限定的な空爆の実施を承認した」と報道されると、市場はリスク回避の動きを強め、下げ幅を拡大しました。

これにより、-400以上の下げ幅となり、14000円台になってしまいました。

来週月曜日もこの地政学的リスクが拡大し続けるようならば、さらに下落するでしょうね。

また、これほど大きく下落すると、信用取引の追証発生が多発する可能性があります。

そして、タイミングが良くなかったのですが、日銀の金融政策決定会合が本日あり、「現状維持」を決定し、株価を上昇させる材料を出さなかったことも急落に拍車をかける原因になっているでしょうね。

これらを踏まえると、来週以降もしばらく下落調子になる可能性が高いです。

以上から、来週月曜日の日経平均株価は-の予想です。

8月8日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

まさか、イラク情勢の地政学的リスクが大きくなるであろう報道がされるとは思いませんでした。

オプションSQ算出を控えて下がるやもとは思っていましたが、そこに加えて、アメリカがイラクにいるテロ組織へ限定的空爆と現地人等への救援物資による支援を行うかもしれない話が出てきているのです。

要は、武力でもって攻撃するよん!戦うよん!っていってるようなものす。

戦争事になると、地政学的リスクが一気に上昇するので、投資家にとっては嬉しくない事この上ないです。

これによって、日経平均株価が15000円台から14000円台へ急落し、今後もリスクが逓減しないようならば、どんどん下落するでしょうね。

また、日銀の金融政策決定会合の報道とアメリカ大統領の報道がほぼ重なったタイミングで報道されたため、この地政学的リスクの影響を考慮した会合結果が出せなかったのではないか、と思います。

これも痛い所ではないでしょうか。

8月のお盆は近づくにつれて売買は細りますから、来週以降は下落調子の相場になりやすいのではないかと思います。

なんだか不穏な空気があって、危なくなってきてませんかね、市場…。