予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):-(目6)
以下の点で-になると予想します。
- アメリカの重要指標(S&P/ケースシラー住宅価格指数(前年比)、シカゴ購買部協会景気指数、CB消費者信頼感指数)の予想が悪い
- 日本の重要指標(完全失業率 / 有効求人倍率、鉱工業生産(速報値)(前月比/前年比)、四半期日銀短観-大企業製造業業況判断 / 四半期日銀短観-大企業非製造業業況判断、四半期日銀短観-大企業製造業先行き / 四半期日銀短観-大企業非製造業先行き、日銀短観-大企業全産業設備投資)が前回より悪い
- 明日の日銀短観に加えて、ECB理事会やアメリカの雇用統計といったイベントを前に様子見ムードが強い
- 8月の鉱工業生産指数速報が市場予想を大幅に下回ったことに嫌気されている
今日の日経平均株価は、前日比で-137.12でした。
株価は、前場寄り付きから-で始まり、すぐに大幅な下落を見せ、前引けまで徐々に下がっていきましたが、後場では少しずつ上下しながら、大引けに向けて上昇し、上記の前日比を迎えました。
ロイターによると、上記の鉱工業生産指数速報値が予想を下回ったことが嫌気され、また明日以降は日銀短観、ECB理事会やアメリカの雇用統計などの重要イベントが控えており、様子見ムードが強く、売りが出ているようです。
今回の鉱工業生産指数速報値が予想以上に悪かったため、景気後退のリスクが出始めているやもしれないそうです。
景気判断材料になっているこの指標が悪いと、雇用や賃金、生産性、設備投資などが進まなくなるかもしれず、消費税増税10%の判断に影響するのは勿論、今後の景気後退気運を高めてしまうかもしれません。
この後退気運が高まると、日本経済の雲行きが少し怪しくなってきていますから、売りが出やすくなります。
なので、明日の日経平均株価は-の予想です。
9月30日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
まさかここで、景気後退リスクが出てくるとは思いませんでした。
日経平均株価も為替も上がっていたので、各指標は程度の差こそあれ、そこそこ良いかと思っていたのですが、そうではなかったようです。
香港の地政学的リスクがー!!とか言ってる場合じゃないですね。
この指標による影響は大きく出そうな気がしますが、どうでしょうかね。
秋の臨時国会によるワクワクから一転して、不安のハラハラになるかもしれないですよ。
これで、株価とともに為替も下落するなら、本格的に後退気運になってしまいます。
そうならないためにも、政治家の方々にはこの臨時国会で頑張って大きな材料を出してもらいたいものです。