予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):+(目5)
以下の点で+になると予想します。
- アメリカの重要指標(住宅着工件数、建設許可件数)の予想が少し良い
- 日銀金融政策決定会合は『現状維持』を決定
- 欧州中央銀行(ECB)理事会の量的金融緩和への期待
今日の日経平均株価は、前日比で-85.82でした。
株価は、前場寄り付きから小幅な下落で始まり、その後は上下しつつ徐々に下落し、後場直後に多少大きく下落が発生しましたが、その後は徐々に上昇して、上記の前日比を迎えました。
ロイターによると、本日前場は、前日のアメリカ市場が振るわず、先物主導で大幅高となった反動などから利益確定売りが出た模様です。
その後は、日銀金融政策決定会合と明日の欧州中央銀行(ECB)理事会への期待から、下げ渋る形で株価が上下していたようです。
正午辺りで、日銀から金融政策決定会合の結果として『現状維持』が発表されたため、後場直後に失望売りが多少出たようですが、明日のECB理事会の量的金融緩和実施への期待から、徐々に回復していった模様です。
為替のドル円は、日銀会合の結果による失望からか、1ドル118円台から117円台へ円高に推移しています。
ECB理事会への期待感から、明日は上がるのではないかと思われます。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
1月21±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の目玉は、日銀金融政策決定会合『現状維持』への失望売りと、欧州中央銀行(ECB)理事会の量的金融緩和への期待でしょう。
日銀の決定ですが、株価が17000円以上に回復していたため、失望を招く現状維持が出るかもしれない、とは思っていましたが、本当に出ました…。
やはり、両方で投資家にとって良い結果が出るなどと、甘い期待は持たぬのが良いようです。
さて、ECB理事会の量的金融緩和実施の可能性は、どうも高そうとのことで、こちらは期待できそうです。
日銀にとってみれば、緩和策をそうそう取れないわけですから、ECB理事会への期待がある現状ならば、今回『現状維持』を発表しても株価下落は小さく済むだろう、と思われていたのかもしれません。
市場終了後は、黒田総裁の会見がありますが、何を発言するのか気になります。
何はともあれ、次はECB理事会の結果に注目です。