予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(新規失業保険申請件数(前週分))の予想が前回と同程度
- 日本の指標(完全失業率 / 有効求人倍率、全国消費者物価指数(コア)(前年比)、東京消費者物価指数(コア)(前年比))の予想が前回と同程度
- サウジアラビアなど湾岸諸国によるイエメンでの武装組織空爆報道で地政学的リスクを警戒
- 本日は3月期末の権利付最終売買日
今日の日経平均株価は、前日比で-275.08でした。
株価は、前場寄り付きは前日比で-150近いの大幅下落で始まり、前引けに向かってさらに下落し、一時-350近い下落幅を迎えましたが、後場では上下に揺れるものの、それ以上下落が進む事は無く、上記の前日比を迎えました。
ロイターによると、前場寄り付きは前日の大幅なアメリカ株安、本日が3月期末の権利付最終売買日である事から、売りが先行して大幅下落で始まった模様です。
前場中では、サウジアラビアなど10カ国がイエメンで武装組織空爆の報道がなされた事で、地政学的リスクへの警戒及びリスク回避から、売りが大きく出て下落に拍車をかける形になったようです。
後場は、前場が安く引けた事により、日銀ETF買入れと思われる買いがあり、株価19500円まで回復したようですが、先行き不透明感が出ており買いが進まず、多少上下するものの上がらない状況が大引けまで続いた模様です。
様々な下落要因が重なり、大幅下落したようです。
さらに、アメリカの耐久財受注の指標が市場予想よりも悪かった事から、景気の先行きに対する楽観論が後退したようです。
日本市場では、財務省が今朝発表した対外及び対内証券売買契約動向にて、海外勢が日本株を6週ぶりの売り越しをしていた事が分かり、それによる警戒感が広がり、東証1部の83%の銘柄が値下がりし、ほぼ全面安の格好となったようです。
これまでの下値に対する強固な底堅さが危ぶまれるような状況になっている可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
3月26±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
また外れです。
最近、予想がまた当たらなくなってきているように思います。
それでも今月の日経平均株価は上昇局面が多かったせいか、予想が当たりやすかったようです。
そして、ここに来てまたもや地政学的リスクの襲来です。
イエメンでの空爆となると、スエズ運河の航路が影響を受けやすいですね。
そうした見方から、本日の株価は海運株が軟調だったようです。
それに加え、為替のドル円がドル安円高傾向が進み、原油(WTI)が徐々に上がってきています。
ゴールド価格も大きく上がってきたようです。
この影響がしばらく続くようであれば、景気後退が進む恐れがありますね。
しばらくは市場の様子見をする方が得策かもしれません。