予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):+(目3)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(四半期GDP(確報値)(前期比年率)、四半期個人消費(確報値)(前期比)、四半期GDP価格指数(確報値)(前期比)、四半期コアPCE(確報値)(前期比)、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が悪い
- 日本の指標(鉱工業生産(速報値)(前月比/前年比))の予想が悪いかもしれない
- サウジアラビアなど湾岸諸国によるイエメンでの武装組織空爆報道で地政学的リスクを警戒
今日の日経平均株価は、前日比で-185.49でした。
株価は、前場寄り付きは前日比で-100近い下落で始まり、その後は前場中盤までに上昇が2回ほどあり、+100以上の上げ幅を見せましたが、後場になるとしばらくして段々大きく下落し、一時-300近い急落を迎え、大引けに近づくにつれて上昇し、上記の前日比を迎えました。
ロイターによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株安、上記の地政学的リスクへの警戒、買い材料に乏しい状況から、売りが先行し、株価は下落から始まった模様です。
前場中では、為替がややドル高円安傾向となった事から、リスク回避ムードが一時後退したようで、押し目買いまたは買い戻しが入り、株価が2回ほどの上昇を見せた事で、+圏へ大きく浮上しました。
後場は、債券安をきっかけとする先物売りで下落が発生したようで、さらにそこに外資系証券の仕掛け的な先物売りも出て、下げ幅が拡大した模様です。
前場とは一変した想定外の下げに動揺した形で、売りが大きく出たようです。
様々な下落要因が重なり、大幅下落したようです。
大引け近くでは、売りが落ち着いたためか、徐々に買いが入り、株価は多少の回復を見せたようです。
仕掛け的な売りで大幅下落が起きましたが、その後は買いが入るなど、材料が無いにも関わらず、買い意欲はあるようです。
2日間を合わせると大幅な下落となっているため、反騰する可能性があります。
また、為替のドル円がドル高円安傾向に戻っている事、ゴールドや原油(WTI)も落ち着いてきているような節が見られる事から、来週月曜日は上がるのではないかと思われます。
以上から、来週月曜日の日経平均株価は+の予想です。
3月27±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
予想の連続外しを回避できて良かったです。
今回の日経平均株価の大幅下落は、仕掛け的な売りで発生したもののようですが、過熱感、地政学的リスク、アメリカ市場の弱含み、好材料の乏しさなど総合的な面から招いた下落だと思います。
特にきっかけとして大きいのが、地政学的リスクなんでしょうね。
ここ最近なかった事ですからね。
暫くなかった事が起きるとインパクトが強いんですよね。
そして、この影響で株価が19700円台であったのが、すでに19200円台です。
たった数日で-500ですから、一服して調整している形になっていると思います。
調整局面だけで済めばいいのですが…。