4月6日±予想

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が悪い
  • 大型投信への期待

今日の日経平均株価は、前日比で+122.29でした。

株価は、前場寄り付きは前日比で-50未満の小幅な下落で始まり、その後は一旦大きく上昇して+100以上の上がりを見せるも、前引けまで多少上下を繰り返し、後場は一旦下落して始まるも、小刻みな値動きで徐々に上昇し続け、上記の前日比を迎えました。

ロイターによると、前場寄り付きは前日の上昇への反動から利益確定売りに押されやすい中、主力株の一部に堅調な推移があり、株価が小幅な下落で始まった模様です。

その後は、雇用統計発表を控えて積極的な買いに乏しい状況ですが、安値では個人投資家の買い戻しがあるようで、株価が下がれば上がるといった具合のようです。

前引けまでは、アメリカ景気の先行きに不透明感がある事、週末に雇用統計発表を控えている事で、利上げの方向性を見決めたいとの心理からか、上値へは重いようです。

後場は一旦下落するものの、大型投信が設定されることで、需給改善を期待した買いが徐々に入っていった事で、大引けまで株価が上昇していった模様です。

この大型投信とは、野村アセットマネジメントが設定した『日本企業価値向上ファンド』で、資金が1000億円程集まっているとの観測が一部報道から出たため、資金流入を期待した買いが発生したようです。

この他、前日に述べたように、アメリカの経済指標が最近低調である事から、利上げ観測は慎重姿勢から後退するのではないかと思われます。

以上から、来週月曜日の日経平均株価は+の予想です。

4月3日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価の値動きとしては、上昇ではないでしょうか。

アメリカの雇用統計や利上げ観測がどう出るか分からない状況で、+圏を維持しているのですからね。

また、ここに来て大型投信の話が出てくる辺りは、経済が多少上向いていると感じると思います。

今後はアメリカ企業決算が控えているので、それが本格化するまでは調整局面となりやすいかもしれません。

とりあえず、直近の話題としては本日の利上げ観測がどう転ぶかだと思います。

利上げ観測がそのまま後退すると嬉しいのですが…。